仕上げ磨きのポイント

お子さまが小さい頃はほとんどのご家庭で仕上げ磨きが行われているようですが
実際には「仕上げ磨きはどうやってすれば良いのかな?」「いつから仕上げ磨きをしたら良いのかな?」
「子どもが嫌がって歯磨きできない」
など様々な事で悩まれている方も多いようです。
効果的な仕上げ磨きのポイントを参考にして、お子さまの歯を守りましょう✨

いつから歯磨きが必要なの?

乳歯が生え始めた頃から歯磨きをしましょう。
乳歯は生えてくる月齢が早い子もいれば遅い子もいます。
乳児期のすごく小さい頃は赤ちゃんの時に使っているガーゼを指に巻いて
歯を拭くような感じで磨いて下さい。
歯ブラシを持てるようになったり、大人の真似をしたり自我が出てくると、子供用歯ブラシを持たせて自分でお口の中に入れて興味を持たせてみてください。
この頃は何でもお口に入れる時期なので、歯ブラシも抵抗なく入れてくれるはずです。
歩けるようになってからは、要注意なので座らせて、お子さまから目を離さないようにしましょう。
日頃から慣れていると歯ブラシが比較的嫌がらなくなります。

嫌がらないコツ

子供の自我が芽生えてくると、気分やタイミングによって歯磨きを嫌がったりすることがあると思います。
親としては「むし歯にならない為に磨いてほしい、磨かせてほしいのに、なんでこんなに嫌がるの~」と、、、
食後の仕上げ磨きが苦痛になる親御さんも多いはずです💦
大きくなる過程で食後の歯磨きの習慣を身につけていく事になりますが、無理矢理歯磨きすることはありません。
子どもなので、眠かったり、機嫌が悪かったりはありますよね。

3歳くらいまでは楽しく習慣つけると良いです。
お子さまが好きなキャラクターの歯ブラシを使ったり、
好きな味の歯磨き粉を使ったりして興味がいくようにしてみて下さい。
歯磨きは食後が好ましいですが、機嫌が良い時やタイミングをみて磨いても大丈夫です。
そして嫌がらず歯磨きが出来たときには、お子さんをたくさん褒めてあげて下さい☺♡✨
褒める事によって子どもの「やる気」を起こさせる事に繋がります。

仕上げ磨きの方法

①歯磨きの姿勢
仕上げ磨きを上手に行うためには、姿勢が大切です。
お子さんのお口の中がよく見えるように寝かせ磨きがベストです。
②歯ブラシの持ち方
力の入りすぎないペングリップ(えんぴつ持ち)で持ちましょう。


【1~2歳】

上の前歯の上唇小帯と呼ばれるスジがあるので、
ここに歯ブラシが当たると痛いので指で優しくガードして磨くようにして下さい。


【2~3歳】

奥歯がはえてくる頃なので、前歯と違い深い溝があり汚れが残りやすくなります。
ブラシを細かく動かして奥歯に注意して磨いて下さい。


【6歳前後】

6歳頃になると乳歯の一番奥の歯から「6歳臼歯」と言われる
大人の永久歯が生えてきます。
右の図のように生えてすぐの頃は高さが低いので
歯ブラシが行き届きにくかったりし、磨き残しになる事が多いです。


そのまま縦にブラシを入れると磨きにくいので生え始めた頃は横からブラシを入れて「突っ込み磨き」をしてみて下さい。
大人の歯になるともう生え変わりはないので、
気を付けて磨いてむし歯にならないようにしましょう。

そして歯の間は虫歯になりやすいので
全ての年齢で歯の間はフロス(糸ようじ)を通してください。




仕上げ磨きのコツを参考にしても子どもが小さい時期は嫌がって歯磨きをさせてくれない事もあると思います。
毎日の事なので大変かもしれませんが、歯を守るために歯磨きを頑張ってみてください。
ポイントをおさえて仕上げ磨きが少しでも楽になると良いです✨

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