自発的に磨ける子に

こんにちは!!さかい歯科クリニックです
今回のテーマは 「自発的に磨ける子に」 で、お送りします
3歳を過ぎるとお子さんは歯を磨く理由がわかるようになります。

しかし、嫌々磨いているお子さんも多いのではないのでしょうか?そこで、自発的に歯を磨く習慣を身につけるためにやっていただきたいことがあります。

用意するものは、
1/4程の水が入った透明のコップいつも使っている歯ブラシです。

お子さんに「いつものように歯磨きしてみて」と歯磨きをしてもらい、
その歯ブラシをコップの水で洗ってください。

するとさらにコップの水はにごります。

そこで 「ほら見て、お口の中は汚れているから、水がこんなに汚くなったでしょ。お口の中には虫歯のばい菌がこんなにいるのよ」
と、教えてあげて下さい。

そして、今度はお母さんが仕上げ磨きを隅々まで念入りにした後で、コップで歯ブラシを洗ってください。

するとさらにコップの水はにごります。

お子さんはきっとびっくりして、
「こんなに汚いばい菌が口の中にいるのは嫌だ!」と、視覚で捕らえることが出来ます。

さらにお子さんに
「この汚い水飲んでごらん」と言ってみてください。

当然のことながら
「嫌だ!」と言うことでしょう。

そこでお母さんは
「汚いお水飲むのは嫌だよね。
だったら歯磨きしないと、ご飯食べたりジュースを飲んだりするのはこの水を飲んでいるのと同じなのよ」
と教えてあげてください。

ただし、3歳以下のお子さんには通用しません。
綺麗汚いの認識がはっきりしないので、汚れたお水をぐびぐび飲んでしまうケースが多いからです。

このようなちょっとした工夫で歯の汚れを取り除ける能力をお子さん自身が身につけられるよう、成長段階に応じて手助けをしてあげる事が大切です。

お子さんが大人になっても健康な歯でいられるように、自発的な歯磨き習慣を身につけさせてあげてください

★この方法は岡山大学歯科学部の小児歯科で行われている、効果的な方法です★

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