この日にちなんで、さまざまなイベントが行われています。
幼稚園、小学校、中学校で行われている学校検診もその中のひとつ。
学校検診でムシ歯や歯肉炎、歯並びで指摘のあったお子様は、早めの受診をおすすめします。
さて、各学校では学校歯科医と保健教諭と連携し、
『「生きる力」をはぐくむ歯・口の健康つくり』を念頭にさまざまな活動をしています。
当医院は浮田小学校学校歯科医として、
学童期の口腔衛生に微力ながら全力を尽くしています。
まずブラッシングの目的は
歯の表面からプラークを除去し、ムシ歯や歯周病を予防することです。
その事を念頭に。
①歯ブラシのあて方
- 毛先を歯面に垂直に当てる
- 歯面を3つに分けて、毛先がそれぞれの面にあたるように歯ブラシの向きや持ち方を工夫する
- 歯ブラシの毛先を使い分ける
- パームグリップ
- ペングリップ
200g前後の圧力で(手の甲で歯ブラシを動かして痛くない程度)
- 歯ブラシを小きざみに軽い力で動かす。(ありさんが動くように小さく動かす)
力を入れすぎると歯や歯肉を傷つける原因となります。
また毛先が広がると歯垢を有効に除去できていません
- ヘッドの小さいもの
- ネックとハンドルはストレートのもの
- 1年生~3年生
キーワードは『6才臼歯』
6才臼歯がムシ歯にならなければ、将来自分の歯の維持率がアップします
ポイントは6才臼歯の咬合面(咬む面)のプラーク除去。
口を大きく開けすぎず、少しひじを上げて磨き、突っ込み磨きで磨きましょう。 - 4、5年生のポイント
キーワードは『生え変わる歯のプラーク除去』 咬合面(咬む面)は突っ込み磨き、
歯間部、歯頚部(歯と歯茎の境目)を磨く習慣をつけましょう。 - 6年生
キーワードは『すべての歯がきちんと磨けること』
歯肉炎に注意して歯頚部(歯と歯茎の境目)を磨く習慣をつけましょう。
このようにライフステージに合わせた歯磨きの習慣を身につけ、
一生自分の歯で食事が出来る豊かな人生を想像し、
子供の頃から歯磨きが自立して出来るよう私たちはサポートしています。