こんにちは。さかい歯科クリニック副院長の坂井優です。
本症例は『学校検診で上唇小帯にチェックがついてた』という主訴の女の子です。
上唇小帯とは上の前歯の間に伸びているヒダのことです。基本的には、成長に伴い退縮してくるので経過観察をすることが多いですが
- 2mm以上歯と歯の間に隙間を認める
- 歯磨きの時に上唇小帯にあたって痛くて磨けない
- 上唇小帯により唇の動きが制御され、お口が閉じにくい
- 発音・嚥下など障害を伴う
- ブランチテストという検査で歯茎が白い貧血帯を呈する
- 矯正治療を考えており、小帯による後戻りの影響が懸念される
- 麻酔など外科処置に耐えられる年齢かどうか
などといった要因を多角的に評価した上で、切除を検討する場合があります。今回の女の子はこれら全ての項目にチェックがついたため局所麻酔下で上唇小帯の切除を行いました。処置自体は麻酔も含めて30分程度で終了し、縫合したのち1週間後に糸抜きを行いました。糸抜きから数週間で歯と歯の隙間は閉じてきました。そして『お口も閉じやすくなった!』と嬉しい言葉が聞けたとともに、実際に口唇閉鎖能力検査の数値も向上していました。
今回行った処置は保険適応の処置と診断しましたので、患者様の負担金は岡山市のルールに則り0円でした。このように、保険適応の範囲で歯列不正の悪化を予防することができる場合もございます。気になる方はぜひご相談ください。
Before
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After
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| 年齢・性別 | 7歳 女の子 |
|---|---|
| 悩み | 学校検診で上唇小帯にチェックがついてた |
| 施術内容 | 上唇小帯切除術(保険適応) |
| 治療期間 | 2週間 |
| 費用(税込価格) | 0円 |
| リスク・副作用 | 麻酔が切れた後に多少の痛み、腫れ、出血を伴う場合があります |
| その他注意点 | 稀に術部からの感染が生じるリスクがございます |



