こんにちは。さかい歯科クリニック副院長の坂井優です。
本症例は『学校検診で上顎前突(出っ歯)にチェックがついた』という主訴の男の子です。学校検診で指摘をされてから、意識をするようになり本人も見た目が気になるので治したいという主訴がありました。
こういった出っ歯(上顎前突)の病態は、以下の三つに大別されます。
- 歯性(歯の位置や向きの問題)
- 骨格性-上顎過成長(上顎の成長が著しいもの)
- 骨格性-下顎劣成長(下顎の成長が不十分なもの)
今回はセファロと呼ばれるレントゲンの分析結果から、③の下顎劣成長によるものであると判断し、インビザラインファーストと顎間ゴムを併用した結果、良好な被蓋関係を得られました。合わせて上下の前歯のガタガタも改善されていますが、現在は保定装置という後戻り防止装置を使いながら経過観察をしており、細かい噛み合わせを『二期矯正』で仕上げていく計画で同意をいただいています。二期矯正をするのに一期矯正をした意味はあったの?という質問があるかもしれませんが、この子は元々下顎がかなり後ろに位置していました。その状態を放置したまま二期矯正に移動してしまうと、成長が停滞しているとなかなか下顎を前へ誘導することが難しい場合があります。今回の一期矯正では臼歯関係といわれる奥歯の関係もかなり改善し、『下顎を適切な位置へ誘導することで二期矯正での負担を減らす』という長期的な目的がありましたので、その目標を果たせたと実感しています。
Before
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After
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| 年齢・性別 | 8歳 男の子 |
|---|---|
| 悩み | 学校検診で上顎前突にチェックが |
| 施術内容 | インビザラインファーストによる一期矯正 |
| 治療期間 | 2年2ヶ月 |
| 費用(税込価格) | 440,000円 |
| リスク・副作用 | 全ての方で疼痛、咬合痛、歯根吸収、歯肉退縮、歯髄壊死が生じる可能性があります |
| その他注意点 | 指定した時間マウスピースを装着していただけない場合は治療期間が長くなる場合がございます |



